Defi投資の盛り上がりと共に、急激に知名度が上昇している『Pancakeswap(パンケーキスワップ)』
手持ちの通貨を預けて利息を受け取ることができ、その利息は300%を超えるものも。
Pancakeswapの始め方/通貨を預けて利息を受け取るまでの大まかな流れは、以下の通り。
- パソコン/スマホを用意する
- 国内取引所でBTCを購入する
- BTCをBinanceに送金する
- BinanceでBTCを使ってBNBを購入する
- MetaMaskをインストールする
- MetaMaskにBSCネットワークを設定する
- BSCのウォレットにBNBを送金する
- PancakeSwapでBNBをCAKEに交換する
- PancakeSwapで通貨ペア(LP)を作成
- PancakeSwapでLPを使って流動性を提供する
- 手数料報酬としてもらったケーキを複利運用する
高利回りの運用が魅力のPancakeswapですが、正直1~11までの工程をすぐに理解できる人はいないでしょう。
スタートにたどり着くまでかなりの労力がかかる。が、この高いハードルをクリアできる一部の人間だけが、高利回りの恩恵を受けることができる
この記事では、Pancakeswapの始め方/やり方を画像付きで全て解説しています。
Pancakeswapって詐欺?入れたお金って本当に出金できるの?と不安な方は、先のこちらの記事を読んでいただければ不安は解消されると思います。
①PancakeSwapを始めるために必要なものたち
Pancakeswapを始めるために必要なアイテムをまとめてみました。
- パソコンもしくはスマホ(できればパソコン推奨)
- 日本国内仮想通貨取引所の口座(コインチェック/ビットバンクなど)
- Binance(バイナンス)の口座
- 資金(日本円 or 仮想通貨)
必要なもの① パソコンもしくはスマホ
Pancakeswapを利用するためには、パソコンブラウザ『Google Chrome』もしくは、スマホ(IOS/アンドロイドどちらでもOK)が必要となります。
どっちでも良いけど、パソコンの方が分かりやすいかも
必要なもの② 日本国内仮想通貨取引所の口座(コインチェック/ビットバンクなど)
仮想通貨を持っていない/国内の口座を持っていないという方は、まずは日本国内の仮想通貨取引所口座を作成する必要があります。
国内の取引所は、ビットコイン購入するならコインチェック、イーサリアムなどの主要アルトコインを購入するならビットバンクの口座を開設しておきましょう。※口座開設だけなら、どちらも無料です。
必要なもの③ Binance(バイナンス)の口座
国内口座の他、Binance(バイナンス)という海外の口座も必要となるので、今すぐ開設しておきましょう。※Binanceも無料で口座開設できます。
Binanceは偽物サイトもあるので注意。↓のリンクは正式なのでこちらを使うこと。
必要なもの④ 資金(日本円 or 仮想通貨)
Pancakeswapに預けることができる通貨は、ビットコイン/ビットコインキャッシュ/イーサリアムといったメジャーな通貨から、Uniswapトークンなど多種多様です。
既に手持ちの仮想通貨がある方は、それをPancakeswapに預けて運用が可能。
もし仮想通貨を持っていなければ、国内の仮想通貨取引所で、日本円を使って仮想通貨を購入する必要があります。
ここからは、まだ仮想通貨を持っていない人向けに解説していくぞ。
②コインチェックに入金して、ビットコインを購入しよう
Pancakeswapで通貨を運用するためには、まずは仮想通貨が必要となります。
用意する仮想通貨はどの銘柄でもOKですが、ココでは分かりやすく『ビットコイン』を例に進めていきます。
よく分からないヤツは、とりあえずビットコインを買えば大丈夫だ。
コインチェックの口座開設が完了したら、日本円を入金しビットコインを購入します。
★注意!!
後ほど説明しますが、コインチェックで購入するビットコインは0.003BTC以上である必要があります。0.003BTC未満だとこの後の作業で先に進めなくなるので、必ず0.003BTC以上を購入してください。※2021/2/25時点で、0.003BTC=16,063円です。
③購入したビットコインを、Binanceに送金する
コインチェックで購入したビットコイン、Binanceに送金します。
ラベル名は、自分が分かりやすい名前を付けておけばOK
これで『コインチェック→Binance』へ〝ビットコインを送金〟することができました。送金する時間帯にもよりますが、Binanceへ着金するまで最低で2~3時間程度かかるので、気長に待ちましょう。
アドレスを間違えると、送金した通貨は全てGOX(消失)するので要注意。不安なヤツは少額でテストしてからの方が良いだろう。
③ビットコインをBNBにトレードしよう
現在の進捗は
- コインチェックに日本円入金
- コインチェックで日本円を使ってビットコイン購入
- 購入したビットコインをBinanceに送金
ここまで。Binanceにビットコインが入っている状態です。
次はこのビットコインを、Binance上でBNBという通貨にトレードします。
■BNBとは??
バイナンスコイン(BNB)とは世界最大級の仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)で発行されている取引所で使われるトークンのことです。 2019年11月19日時点で時価総額は8位となっており、一取引所のトークンとしては異例の人気を誇っている仮想通貨です。
https://bitcoin.dmm.com/glossary/bnb#:~:text=%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%88BNB%EF%BC%89%E3%81%A8,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BB%AE%E6%83%B3%E9%80%9A%E8%B2%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
最終的に、BNBとCAKE(パンケーキ)のペアをPancakeswapに預け、利息を貰う。ということになります。
とりあえず、ビットコインをBNBにトレードすればOKだ
ここで注意しなければならないのが、Binanceでのトレードは0.003BTC以上からしかできないという点。
コインチェックでビットコインを購入する際に
★注意!!
後ほど説明しますが、コインチェックで購入するビットコインは0.003BTC以上である必要があります。0.003BTC未満だとこの後の作業で先に進めなくなるので、必ず0.003BTC以上を購入してください。※2021/2/25時点で、0.003BTC=16,063円です。
と説明したのはこのためですね。0.003BTC以上持っていなければ、BNBへトレードができない、ということです。
万が一、0.003BTC以上無いヤツは、コインチェックでビットコインを買い増ししてBinanceへ送金だ。
ビットコイン→BNBへのトレード方法は下記の通り。
これでBNBへのトレードは完了です。
④Metamaskをインストールしよう(PC推奨)
BNBを手に入れたら、次はMetamask(メタマスク)の設定を行います。
■Metamaskとは??
Metamaskとは仮想通貨のウォレット(財布)の事です。
手持ちのBNBを仮想通貨専用の財布(MetaMask)へ送金するため、まずは財布の設定から行います。
MetamaskはGoogle Chromeの拡張機能として動作します。Google Chromeを開いた状態でMetamaskをインストールしましょう。
Metamaskは偽物サイトもあるので注意。↓のリンクは正式なのでこちらを使うこと。
これでMetaMaskのインストールは完了です。次にMetaMaskにBSCネットワークの設定を追加します。
⑤MetamaskのウォレットにBSCを追加しよう
今インストールされているMetamaskはイーサリアムに接続されています。が、BNBを送金するためには『Binance Smart Chain(BSC)』と呼ばれるネットワークを利用する必要があります。
MetaMaskでBSCネットワークを利用するには、個別に設定を追加する必要があります。
- Network:Smart Chain
- New RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
- Chain ID:56
- Currency Symbol:BNB
- Block Explorer URL:https://bscscan.com
これでBSCネットワークの追加は完了です。
無事BSCに接続できたら、次はトレードしたBNBをMetaMaskへ送金します。
⑥BSCのウォレットにBNBを送金しよう
BinanceにあるBNBを、MetaMaskへ送金します。
ネットワークは必ず『BSC』を選択すること。他のネットワークを選択して送金すると、送金した通貨は全てGOX(消失)するので要注意。不安なヤツは少額でテストしてからの方が良いだろう(2回目)
これでMetaMaskへの送金は完了です。完了まで20~30分ほどかかるケースもあるので、不安と戦いながらしばし待ちましょう。
無事に送金できていれば、MetaMaskにBNBが入っているはずです。
⑦PancakeSwapでBNBをCAKEに交換しよう
ここまできて、ようやくpancakeswapの登場です。PancakeswapとMetaMaskを連動させ、BNBをCAKEに交換します。
Pancakeswapは偽物サイトもあるので注意。↓のリンクは正式なのでこちらを使うこと。
Pancakeswapと連動できない場合は、MetaMaskのネットワークが『Smart Chain』になっていることを確認すること※Smart Chainになっていないと接続できません
『Balance:0.24311』が手持ちのBNB。この後BNBとCAKEを等価でペアを組む必要があるため、表示されている値の半分程度のBNBをCAKEへ変更するのが望ましい。さらにガス代(手数料)もBNBで支払わなければいけないので、余裕を見て0.1BNBをCAKEへ交換することとした。
Pancakeswapでは何をするにもガス代が発生する。ガス代はBNBで払うため、BNBが枯渇すると何もできなくなるので要注意。
これでBNBをCAKEに交換することができました。
⑧PancakeSwapで流動性を供給しよう
次はBNBとCAKEでLP(リキッドプール)を作成する。作成したLPをPancakeswapに預けることで流動性を提供し、手数料をもらうことができます。
LPとは仮想通貨のペアのことだ。BNBとCAKEでペアを作成する
今回は『0.3938LP』が付与されたことになります。
⑨付与されたLPをStake(流動性を提供)する
これで最後です。先ほど付与されたLPをStakeします。
初めてLPをStakeする場合は『Approve Contract → ガス代支払い → Stake LP』と選択。
これで一通りの作業は完了です、お疲れ様でした。後は、日々焼きあがるパンケーキを収穫し、複利運用をしていきましょう。
⑩収穫したCAKEを複利運用しよう
LP(通貨ペア)を提供することで獲得したCAKE(報酬)は、リアルタイムで確認できます。※CAKE ERANEDが獲得したケーキ数。
獲得したCAKEは、Pancakeswap内の『Exchange』で他の通貨に交換もできますし、そのままBinanceに送金して取引することも可能。
ですが、最もおススメなのは、獲得したCAKEをプールに預けてCAKEを更に増やす『複利運用』です。
2021/2現在、CAKE Poolだけでも年利140%を超えている。CAKEは売却せず、複利の力で更に大きくするのが鉄則
増えたCAKEは、以下の手順でプールに預けていきましょう。
CAKEはPoolするごとに手数料が発生する。少額を何度もPoolするとそのたびに手数料がかかるので注意が必要だ。
まとめ
以上、Pancakeswapの始め方を解説しました。
- パソコン/スマホを用意する
- 国内取引所でBTCを購入する
- BTCをBinanceに送金する
- BinanceでBTCを使ってBNBへ購入する
- MetaMaskをインストールする
- MetaMaskにBSCネットワークを設定する
- BSCのウォレットにBNBを送金する
- PancakeSwapでBNBをCAKEに交換する
- PancakeSwapで通貨ペア(LP)を作成
- PancakeSwapでLPを使って流動性を提供する
- 手数料報酬としてもらったケーキを複利運用する
途中であきらめずに、よく頑張ったな
Pancakeswapに限らず、DeFiはスタートするまでのハードルが非常に高い。ですが実際に運用を始めてしまえば、何も難しいことはありません。
日々焼きあがるパンケーキを収穫し、プールに突っ込んで複利運用。これを繰り返すだけで資産がドンドン増えていきます。
ただし、これだけ年利が高ければ当然リスクもあります。
投資(というか投機)を行う方は、その内容をしっかりと理解した上で、自己責任で行ってください。
運用を始めたら、↓このサイトもブクマしておけ(手持ちのパンケーキの価値が一目で分かるサイト)
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