Pancakeswapで増えたお金って、どうやって出金するんだろう?日本円に戻す方法が知りたい
この記事では、こんな質問にお答えします。
Pancakeswapでの運用方法は大きく分けて2つあります。
- 2つの通貨をペアとした『LP token』を提供して手数料報酬を得る
- 『Syrup Pool(シロッププール)』と呼ばれる入れ物に通貨(CAKEなど)を預けて手数料報酬を得る
どちらの運用方法で得た報酬も、日本円として出金するためには『通貨として取引可能な状態まで戻す』必要があります※1と2で、出金までの手順が少し異なりますので注意してください。
- 手順①-1『LP token』の場合 ⇒ LPのステーキングをやめてBNBとCAKEに戻す
- 手順①-2 『Syrup Pool(シロッププール)』の場合 ⇒ 通貨をUnstakeする(貸し出しをヤメる)
- 手順② MetaMask ⇒ Binanceへ通貨を送金する
- 手順③ 日本国内取引所で取引可能な通貨(BTCなど)へトレードする
- 手順④ Binance ⇒ 国内取引所へBTCを送金する
- 手順⑤ BTCを売却し、日本円で口座へ出金する
この記事では、Pancakeswapから日本円で出金する方法を、画像付きで分かりやすく解説していきます。
手順①『LP token』の場合 ⇒ LPのステーキングをやめてBNBとCAKEに戻す
まずは、2つの通貨をペアとした『LP token』を提供している場合です。
提供したLPを通貨として取引可能な状態にするには、下記2つの手順を踏む必要があります。
- LPをUnstakeする(ステーキングをやめる)
- UnstakeしたLPをRemoveする(ペアを解消し、個々の通貨として取引可能な状態にする)
LPの提供をヤメて、その後に通貨ペアを解消し取引可能な状態にする、という流れです。
詳細手順はコチラの記事で解説しています。
手順② 『Syrup Pool(シロッププール)』の場合 ⇒ 通貨をUnstakeする(貸し出しをヤメる)
次に、『Syrup Pool(シロッププール)』と呼ばれる入れ物に通貨(CAKEなど)を預けている場合です。
Syrup Poolで運用している場合は、
通貨をUnstake(貸し出しをヤメる)して、取引可能な状態まで戻す。
という手順が必要になります。通貨ペアを作成している訳ではないので、通貨の貸し出しをやめるだけでOK。
詳細手順はコチラの記事で解説しています。
MetaMask ⇒ Binanceへ通貨を送金する
手順①/手順②ともに、通貨を取引可能な状態まで戻すことができたら、ウォレットからBinaceへ通貨を送金しましょう。
これでCAKEをBinanceへ移すことができました。
日本国内取引所で取引可能な通貨へトレードする
無事にCAKEをBinanceへ移すことができましたが、CAKEは日本国内取引所では取り扱いがありません。そのため、CAKEを国内取引所で取引可能な通貨へトレードし、その後に国内取引所へ送金する必要があります。
ココでは『CAKE ⇒ BTC(ビットコイン)』へのトレード手順を例に解説します。
※売却する通貨によって『売却〇〇』の表記は変わります
これで、日本国内取引所で取引可能な通貨(BTC)へのトレードが完了しました。
Binance ⇒ 国内取引所へBTCを送金する
『CAKE ⇒ BTC』へのトレードが完了したら、BTCを国内取引所へ送金します。※ここではコインチェックを例に解説をしていきます。
これでコインチェックへの送金は完了、コインチェック側で送金したBTCが反映されていることを確認してください。
コインチェックで通貨を日本円に売却、口座へ出金する
コインチェック側で受け取りが完了できたら、受け取ったコインを売却して日本円に戻し、その日本円を口座へ出金すれば全ての作業は完了です。
まとめ
- 手順①-1『LP token』の場合 ⇒ LPのステーキングをやめてBNBとCAKEに戻す
- 手順①-2 『Syrup Pool(シロッププール)』の場合 ⇒ 通貨をUnstakeする(貸し出しをヤメる)
- 手順② MetaMask ⇒ Binanceへ通貨を送金する
- 手順③ 日本国内取引所で取引可能な通貨へトレードする
- 手順④ Binance ⇒ 国内取引所へBTCを送金する
- 手順⑤ BTCを売却し、日本円で口座へ出金する
今回はCAKEとBTCを例に解説しましたが、他の通貨でもやることは基本的に同じです。
国内仮想通貨取引所で扱い可能な通貨へトレードして、国内仮想通貨取引所へ送金。そこで日本円に戻して口座へ出金
特に難しい作業はありません。が、唯一気を付けなければいけないのが『操作ミスによる通貨喪失』です。
Pancakeswapに限らず、仮想通貨の扱いにおいて、ウォレットのアドレス間違いや送金先ネットワークの選択ミスで、送金した通貨が無くなるケースは少なからず報告されています。
Pancakeswapから現金化をする際は、今回解説した記事を参考に『くれぐれも慎重に!』作業を行うようにしてください。
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